ドイツの会社が「ナイトミルク」という牛乳の特許を取得しました。その名のとおり夜中に搾った牛乳で、睡眠を改善すると言われています。不眠症などで悩んでいる人にはもってこいですが、本当に効果はあるのでしょうか。
英「ザ・サン」電子版によると、ミュンヘンに拠点を置くMilchkristalle社は、メラトニンを多く含むという「ナイトミルク」をヨーロッパで販売。メラトニンは、体温を低下させて睡眠と覚醒のリズムを調整し、自然な眠りを誘う「睡眠ホルモン」とも呼ばれる物質です。午前2~4時に搾ったこのミルクには、それが通常の25倍も含まれているのだとか。そのため医薬品として扱われていて、医師の処方箋がないと飲めないそう。
同社が40人に試してみたところ、全員の睡眠が改善されたとのこと。しかし、「高価すぎる気休めの薬だ」と非難する科学者も。彼らは、「ナイトミルクで十分なメラトニンを摂取しようと思うと、200万本ぐらいは飲む必要があるだろう」と主張しています。
牛乳を飲むだけで、「寝られない」や「寝つきが悪い」といった症状が改善すれば言うことなしですね。でも、毎晩200万本飲まなければいけないなら…それはそれで苦しそうです。
(記者/ うさぎ)

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オリジナル記事: 心地良い眠りを誘う「ナイトミルク」って?
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